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長崎キャッツストリート -龍馬とネコのまち「寺町・伊良林」- 長崎の町を歩きながらそこで暮らすネコと町の魅力を発見する番組です。今回の舞台は大河ドラマでも話題の亀山社中がある寺町・伊良林です。 メディア情報(2011/2/8更新) □NHK長崎主催の映像コンテスト「ヤバくね!?NHK~高校・大学映像コンテスト2011~」に大学代表で参加しました。2月18日(金)24:45~ NHK総合で前編・後編まとめて再放送されます。 くわしくはこちら おかげさまで僕らの大学の作品「だせぇ NHK -もしも、NHKだけになったら-」は4位入賞となり、NHK長崎総合テレビで10本放映されることとなりました。 <作品の放映日程> 2/16(水) 24:59~、2/19(土) 23:59~ □【車載動画】長崎・浦上川線上り(下の川橋交差点→稲佐橋交差点) You Tubeで公開開始 □長崎キャッツストリート 第五・六夜編集中 □NAS Radio Stream (毎週土曜よる10時30分~ 長崎市民FM/Ust) ミキサー・出演
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2010年12月11日
【hideyukitv】Japanese Colors 竹編
こんばんは。師走にふさわしく忙しいヒデユキです。
今回は、hideyukitvで公開している作品について制作裏話などをつらつらと書いていきます。この記述が、世の映像制作者の参考になってもらえれば幸いです。
お話するのはmy Japanというコンテストに投稿したCM「Japanese Colors『竹』編」です。
今回は、hideyukitvで公開している作品について制作裏話などをつらつらと書いていきます。この記述が、世の映像制作者の参考になってもらえれば幸いです。
お話するのはmy Japanというコンテストに投稿したCM「Japanese Colors『竹』編」です。
まずもって、my Japanとは何かというと学生団体adoirが主催する「IT×学生で世界を変える」をコンセプトに、ITを使った学生のためのコンテストなど企画運営を行っています。
今年は「ガイドブックにない日本の良さ」というテーマでCM部門、インタラクティブ部門の2部門で作品を募集していました。
僕はCM部門にのみ送ったわけですが、僕がこのコンテストを知ったのが締め切りまで2~3週間程度だったと記憶しています。そこからエントリーして構想を練りました。
構想ノートを見返すと「街灯」と「『お疲れさま』という言葉」がアイデアに挙がってました。
まず、「街灯」を思いついた理由は、"日本には街灯が多く設置しているから女性が夜間安心して帰宅できる"。長崎の場合、その街灯の光が日本三大夜景に選ばれる要素となっています。
海外では、夜間女性が夜道をひとりで歩くことは非常に危険とよく聞きます。なので夜道を歩ける日本は素晴らしいということを伝えられればいいなと思ったわけです。
そして、<裏テーマ>として去年発生した島根女子大生殺人事件を皮肉りたいとも思っていました。自分と同年代の学生が被害に遭い、なぜ行政・公安はあの道路に街灯を付けていなかったのか疑問を持ち続けていました。もちろん、街灯があったら事件は起きなかったとは限りませんが、事件が起きてから設置するこの残念感を含ませたい思いがありました。しかし映像化しなかったのは、時間・演者・夜間の撮影に難を感じたためです。
つぎに出た「『お疲れさま』という言葉」については、多言語にはない日本らしいねぎらいの言葉じゃないかと思ったからです。「ありがとう」なら「Thank you.」「謝謝」などありますが、「お疲れさま」には対訳できるものはないと考えたわけです。
しかし、調べたら長い文にはなるが「お疲れさま」とほぼ意味を持つ訳が多言語で見つかったので辞めましたwあとは純粋に外国人の友人がいないという弱者でして(苦笑)・・・
そこからウンウン唸って出たのが「お疲れさま」同様、言語的観点から作品テーマになった「日本の色」でした。図書館やインターネットで色の種類やその色の語原などを調べると、日本のほうが自然・気象・食・動物・暮らしの中から名づけられた名前がたくさんあることに気づきました。また日本人の色彩感覚は世界の人種でもトップクラスだということも頭の片隅に前からあり、時間も押し迫っていたのでGOしましたw
長崎市内の某山寺周辺の竹林を撮影したわけでございます。ほかにも実は事前に調べて長崎らしい、日本らしい色の名前にちなんだものも撮影したのですが、結局時間の都合でボツになりました。〆切3日前くらいにそのロケ撮影を数時間して、映像編集、ナレ取り、音編集、mp4ファイル変換を経て、アップロードは〆切約3時間前でした。
ロケハンなんて悠長なことはできず、役に立ったのは【散歩】でした。ひとりでぶらぶらマニアックな路地を歩くと、(この場所、いつか何か作品作るとき使いたい!)と思うことがあります。この某山寺も、高校3年の冬、進路が決まらず学校に行きたくなくてフラっと向かって赴いた場所でした。京都の手入れの届いた竹林には遠く及ばないけれど、それでも【長崎らしくない場所だ】っていうのが僕の中で感じたところでした。
長崎といったら「グラバー園」「水辺の森」「浜の町」、もちろんキャッチーでいいんだけれど、沢山映像化されて飽きるし、映像で新しいもの見せたいと思ったら、見た人が「これ、長崎で撮ったの?」って質問して貰える画も見つけて撮るべきだと僕は思うのです。未だに誰からもどこで撮ったのと言われた覚えはないですが。それに、もちろんマイナーなロケ地は必要に応じて使うべきなんだろうけれど。
加えて、終盤に「あなた好みの色を見つけに、日本を探検しませんか?」みたいなナレーションを入れたのもターゲットが全国民・全世界の人であり、「いま見ているあなたのまちにもどこかに日本らしい色があるんだよ」とか「日本に来たら、色にも注目してください」という意味を含んでいたんだけれどなぁ・・・。
結果は見事に【予選で落選】wこれはもう素直に受け止めるしかないです。それだけの力量しかなかったわけです。構想から完成までひとりで行ったことも落ちた原因の一つだと思っています。もっと精進しなければいけないし、でもこの「Japanese Colors」というCMシリーズはこれからも作り続けていきたいと思っています。続けることでなにか意味が出てくる気がする。そんな気がします。ただ、落選理由とかは欲しかったな。次に繋げにくいですね。
以上、敗者の遠吠えでしたw
【my Japan】目に映るすべての色に名前がある Japanese Colors 「竹」編(You Tube)
ヒデユキ
今年は「ガイドブックにない日本の良さ」というテーマでCM部門、インタラクティブ部門の2部門で作品を募集していました。
僕はCM部門にのみ送ったわけですが、僕がこのコンテストを知ったのが締め切りまで2~3週間程度だったと記憶しています。そこからエントリーして構想を練りました。
構想ノートを見返すと「街灯」と「『お疲れさま』という言葉」がアイデアに挙がってました。
まず、「街灯」を思いついた理由は、"日本には街灯が多く設置しているから女性が夜間安心して帰宅できる"。長崎の場合、その街灯の光が日本三大夜景に選ばれる要素となっています。
海外では、夜間女性が夜道をひとりで歩くことは非常に危険とよく聞きます。なので夜道を歩ける日本は素晴らしいということを伝えられればいいなと思ったわけです。
そして、<裏テーマ>として去年発生した島根女子大生殺人事件を皮肉りたいとも思っていました。自分と同年代の学生が被害に遭い、なぜ行政・公安はあの道路に街灯を付けていなかったのか疑問を持ち続けていました。もちろん、街灯があったら事件は起きなかったとは限りませんが、事件が起きてから設置するこの残念感を含ませたい思いがありました。しかし映像化しなかったのは、時間・演者・夜間の撮影に難を感じたためです。
つぎに出た「『お疲れさま』という言葉」については、多言語にはない日本らしいねぎらいの言葉じゃないかと思ったからです。「ありがとう」なら「Thank you.」「謝謝」などありますが、「お疲れさま」には対訳できるものはないと考えたわけです。
しかし、調べたら長い文にはなるが「お疲れさま」とほぼ意味を持つ訳が多言語で見つかったので辞めましたwあとは純粋に外国人の友人がいないという弱者でして(苦笑)・・・
そこからウンウン唸って出たのが「お疲れさま」同様、言語的観点から作品テーマになった「日本の色」でした。図書館やインターネットで色の種類やその色の語原などを調べると、日本のほうが自然・気象・食・動物・暮らしの中から名づけられた名前がたくさんあることに気づきました。また日本人の色彩感覚は世界の人種でもトップクラスだということも頭の片隅に前からあり、時間も押し迫っていたのでGOしましたw
長崎市内の某山寺周辺の竹林を撮影したわけでございます。ほかにも実は事前に調べて長崎らしい、日本らしい色の名前にちなんだものも撮影したのですが、結局時間の都合でボツになりました。〆切3日前くらいにそのロケ撮影を数時間して、映像編集、ナレ取り、音編集、mp4ファイル変換を経て、アップロードは〆切約3時間前でした。
ロケハンなんて悠長なことはできず、役に立ったのは【散歩】でした。ひとりでぶらぶらマニアックな路地を歩くと、(この場所、いつか何か作品作るとき使いたい!)と思うことがあります。この某山寺も、高校3年の冬、進路が決まらず学校に行きたくなくてフラっと向かって赴いた場所でした。京都の手入れの届いた竹林には遠く及ばないけれど、それでも【長崎らしくない場所だ】っていうのが僕の中で感じたところでした。
長崎といったら「グラバー園」「水辺の森」「浜の町」、もちろんキャッチーでいいんだけれど、沢山映像化されて飽きるし、映像で新しいもの見せたいと思ったら、見た人が「これ、長崎で撮ったの?」って質問して貰える画も見つけて撮るべきだと僕は思うのです。未だに誰からもどこで撮ったのと言われた覚えはないですが。それに、もちろんマイナーなロケ地は必要に応じて使うべきなんだろうけれど。
加えて、終盤に「あなた好みの色を見つけに、日本を探検しませんか?」みたいなナレーションを入れたのもターゲットが全国民・全世界の人であり、「いま見ているあなたのまちにもどこかに日本らしい色があるんだよ」とか「日本に来たら、色にも注目してください」という意味を含んでいたんだけれどなぁ・・・。
結果は見事に【予選で落選】wこれはもう素直に受け止めるしかないです。それだけの力量しかなかったわけです。構想から完成までひとりで行ったことも落ちた原因の一つだと思っています。もっと精進しなければいけないし、でもこの「Japanese Colors」というCMシリーズはこれからも作り続けていきたいと思っています。続けることでなにか意味が出てくる気がする。そんな気がします。ただ、落選理由とかは欲しかったな。次に繋げにくいですね。
以上、敗者の遠吠えでしたw
【my Japan】目に映るすべての色に名前がある Japanese Colors 「竹」編(You Tube)
ヒデユキ
Posted by イチノセヒデユキ at 18:15│Comments(0)
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